image
※G-netオフィスの入口。枡とタイルを壁材にしてます。どちらも岐阜の地場産業で、パートナー企業様の商品^_^


先日、青森県庁の方々が視察にいらっしゃいました。視察を有料化したあとも、なんやかんやと、全国から視察いただいています。関心を持っていただけるのはありがたいことですし、参考になればななーと。

今回のテーマは、
『地域企業と若者をつなぐインターンシップ』と
『UIJターンの推進』

これまでG-netが取り組んできた、実践型インターンシップとミギウデ就職採用支援事業について裏っかわ含めお話しました。


詳細は割愛しますが、そこで話したことを少しだけ紹介します。
コーディネート事業がつまづくポイントは何か?という質問をいただいたので考えてみました。

以下、3つ


1.事業親和性の高い人の選定
当たり前ですが、"ひと"の影響は大きいです。
取り組む事業への共感
コーディネートに対しての能力、伸び代
産業支援や教育支援などの専門性や意識的なバランス
あと、素直さとかキャラとか

展開する事業にマッチした人を設置できるか、採用できるかは重要度高いです。
ここがズレると苦しくなります。

2.ステークホルダーとの連携構築ができる環境づくり
次にこれ。
コーディネート事業は、どうしても関係する機関やひとが増えてきます。
インターンシップだけみても、教育機関である大学と、当事者である若者と、
受け皿となる地域の企業が関係してきます。

そして、それぞれが別の目的を持ってインターンシップに取り組む。
いや、そりゃほかっておけはズレることも少なくないし、トラブルだって起こることがあります。

それをうまくコーディネートする必要があるんですが、コーディネーターの孤軍奮闘では、
相当力がないと苦しくなってきます。

だからこそ理解あるステークホルダーがいることは、事業に大きく影響してきます。ゼロから立ち上げるのには、相当労力がいるので、関係各所とビジョンを共有し、協働しやすい環境構築は大事です。

3.独自性とかまずは考えない
最後にこれ。
世の中には天才がいるので、当てはまらない人もいますが、僕も含めて多くの方はそうではないはず。笑
だとしたらこれもつまづくポイントだと思う。

インターン生とかもほんとそうで、
10年取り組んでいるけど、90%くらいのインターン生は、どこの企業にインターンしても、
同じような壁にぶつかるし、同じ落とし穴に落ちる。見事に。

で、最初にこういう落とし穴あるよーって言ってるんですが、それでも落ちます。
「半年前に言われてたのにっ((((;゚Д゚)))))))」
と、半年後に笑って振り返ってくれます。

モデルにするけど、素直にやらない、始めから独自色を模索する。
モデルにするなら徹底的にリサーチして、ポイントを整理して、意見交換しながら擦り合わせて、で、実際に仮説検証しながら調整していく。

そういう方がいいんじゃないかなと思います。
同じことをしていても、地域が違えば、人が違えば、自ずと違うものになっていくものだと思いますし。

もちろん、そもそもゼロイチの事業や、新しい仕組みやサービスを作るなら、
独自性が大事なのは言うまでもないですが。



以上3点が質問もらってその時話したことでした。

G-netの取り組みもまだまだ改善やイノベーションが必要なので、えらそうなこと言えないなーと思いつつ、行政事業の場合は特に意識しておかないとズレてしまうことも多いなと思うので。

ちなみに僕がもっと勉強したいなーと思っているのは、
•創業者秋元が取り組むbizモデル
•スリールの堀江さんが取り組むワークライフインターンシップ
•ローンディールの原田さんが取り組む企業間レンタル移籍
などなど。

自分たちの事業とも比較しやすいし、学びたいなーって思っています。
(側にいんだから、学べよっ!って話ですが。笑)

あ、視察の相談があればいつでもご連絡くださいませ。


Q.独自性と丁寧に真似ることのバランスってどうやってとるのだろう?とるとらんとかいう類のもんじゃないのかな?