南田修司のG-netブログ

NPO法人G-net代表理事 南田の個人ブログ
チャレンジの伴走者として一緒に考え、一緒に走る。地域産業のイノベーションと、担い手となる若者が育つ環境づくりに取り組んでいます。
「若者のキャリア支援」「組織のチーム力向上、人材育成」「経営者の右腕」「中小企業の組織開発」「人が育つ組織作り」「インターンシップ」「コーディネート」 

タグ:パラレルキャリア

代表交代して1年2ヶ月が過ぎて待望の・・・
というわけではありませんが、3年ほど前からずっと模索していた取り組みが、
新たなスタートを迎えました。

共感と熱意で選ぶ兼業・プロボノマッチングweb「ふるさと兼業」オープンしました。
それにあたってオンラインのプレスリリースも出しましたよ(^^)/
久しぶりにちゃんとリリースも書いて、届けばいいなと思って出しました。

で、今日は、とってもなんか縁起の良い日らしいので、今日やるぞーって公開したわけです。
ただ、始めたばかりのサービス、トレンドに乗っかったところもあるので、
大事にしたいことは忘れないように、めったに書かないブログに残したいと思って書いてます。

※すいません、長いです。読みにくいけど、ほぼ備忘録なので勘弁してください。

G-netは創業17年、10月に18年目を迎えます。
若者と地域のつなぎ役として、ホンキ系インターンシップを15年取り組み(今も)
そして、5年前(6年目だけど)新卒ミギウデに特化した就職・採用支援もスタート。
元々、社会人やる気なんかなかったんです。

でも、今回のリリースにはいくつかのきっかけがあります。

その1つは、地域側の視点。
15年間のホンキ系、そして5年を超えたミギウデ事業
お祭りからスタートしたG-netも、まちづくりよりもひとづくりだと思って取り組んできました。
僕はそこまで実感してないけど、ひとづくりってフォーカスしたら、まちからは遠ざかります。
それを、揶揄されることも少なくないです。今でも。

でも、ひとにフォーカスしてきたからこそ、地域の様々な事業者がもつ課題にも触れるし、見えないポテンシャルにも出会えます。採用が苦しい、人がいない、人材が集まらない・・・そんな言葉が全国的に叫ばれている中で、自慢できる待遇でなくても、外から挑戦したい若者が集まる企業も輩出されてきています。「なんでうちに?」って企業の方も言うときもあるけど、それでもやりたいと思えるから。としか言えないよなーと思ってるわけです。僕は。

ただ、それでも岐阜だけでなく、地域全体が、人材不足にぶつかり、小手先では戦えない状況にも来ていると感じています。だから・・・、

「すべての人を活かさないとダメだ」

至極現実をみたときに、ここを出発点に考えないといかんなと感じています。
それに共感してくださる、変化を恐れない地域の経営者がいる。その確信があるから、リリースできました。ふるさと兼業は、すべての人を活かす、そのきっかけづくりの打ち手なんです。


そして、もうひとつは、ひとりひとりの声から。2015年がこの事業のスタートだったと思います。
めちゃくちゃ優秀で意欲をもった若手が、悩んでいるのを知りました。

「力ある組織でも、もっとやりたいと思ったときに、その機会が見つけられない」
「地元に帰りたい気持ちがあるけど、人や仕事が見えないから踏み出せない」

ポジティブなこともあれば、ネガティブなこともあったように思います。
でも、みんな一生懸命悩んでいるし、そもそもめっちゃ真剣に地域のことを考えている。
そんな人材を活かせないなら、僕たちはダメだ。そう思った瞬間がありました。

実は地元に・・・、実は興味があることが・・・
そんな風に話す人がたくさんいるなら、その人たちの期待に応えながら、その力を活かすことが
できたらどれほど良かったか。
これって僕ら地域は何も考えずに移住とか言ってるだけで、この隙間を埋めてないんじゃないか。そう思った時がありました。

だから、いろいろ試そうとこの2年ほどやっていました。
本業でできない経験があるなら、その経験を地域に設計してみる。
次のステージに行くきっかけとして、地域のフィールドに飛び込む機会を用意してみる。

その中で、自信をもてたのが、各務原商工会議所の方々と連携したプログラム「シェアプロ」
3ヶ月という期間限定で、隙間時間を使って地域の中小企業にコミットする完全無償のプログラム
このシェアプロが、2018年8月で3期目を迎え、岐阜や名古屋のプロジェクトに関東圏からエントリーいただくように、多様な方が参画してくれる取り組みになりました。

お金が欲しいわけじゃない、「地元に関わりたい」「興味あることに貢献したい」
そんなモチベーションで、日々仕事に頑張っている方々がエントリーしてくれる。

そして、そういう外部人材との関わりが、地域企業はもちろん経営者にさえ影響を与えていく。
なんだか、素敵だなと思ったんです。

様々な立場があるけど、変わろうと努力し、変化していく。
そういうのを目の当たりにしたときに、これはもっと多様であっていいのかなと思いました。
こういうたくさんの出会いの中で、「ふるさと兼業」は生まれることになりました。

「ふるさと兼業はだれのためのサービス?」
と言われると、難しいです。

多様な人を活かすための地域の受け皿のためのサービスかもしれないし、
やりたいことがたくさんあるけど・・・という状態のひとりひとりのためのサービスかもしれない。

正直、まだわかっていません。
でも、そこに踏み込んでいければいいなと思っています。
なので、まだまだ実験なんです。
これが正解と思ってるわけではないので、試行錯誤したいと思っています。

ただ、これは本当に大事にしたいと思ってることだけ最後に書いておきます。

誰かがフリーライドするのは好きじゃない。
提供して損だと思うなら、お金をもらったほうがいい。
受入て損だと思うなら、お金をもらったほうがいい。

そのバランスが、お互いにとってwinになっているかどうか?
これを世の流れにただゆだねて、不幸が生み出されるくらいなら、
間に入る調律できる存在がいて、お互いのベストを生み出せるほうがいい。

今回、地域の団体と連携したことの最大の意味はこれです。
僕らには、正直、岐阜以外のことなんてわからない。それを、全国をおしなべて我が物顔でコーディネートするのにも限界がある。だから、顔の見える、その町やその仕事を知っているパートナー団体がいることが、大きな価値だと思いました。

その価値は、すでに実感しています。
顔が見えるから伝えられることがあるなと感じています。

始まったばかりなので、こんなこと書いてても仕方ないけど、
忘れないための備忘録としてご容赦ください。

また、書きます。(たまにwww)

【シェアプロ第2期成果報告会オブザーバー募集してます。】


2017年10月に各務原市や、商工会議所の皆さんとスタートした
社会人向けの地域課題解決型プロジェクト「シェアプロ」
12月に終わって、2018年1月に第2期をスタートしました。

富士ゼロックスグループのメンバー28人が6社のプロジェクトに参画してくれています。
その成果報告会を4月20日に名城大学社会連携センターが運営する「shake」にて実施します。

G-netが14年間取り組んでいるホンキ系インターンシップは、
・ビジネス経験がない
・でも熱意をもって挑戦したい
・時間がある
大学生が6ヶ月間飛び込みます。

で、シェアプロは、
・ビジネス経験があって
・仕事の隙間でもやりたいと集まる熱意をもって挑戦する
・時間があまりない
社会人が3ヶ月間リモートで事業に参画します。
※富士ゼロックスさんは、これを研修として活用いただいています。


でも、2期やっていて思うのは、特性こそ目に見えて違いがあるんですが、
異なるバックグラウンドや文化、時には言語を持つ人たちがプロジェクトを遂行するには、

・目的は何か。
・何を大切にしたいのか。
・限られた期間でどこまで行くか。
・どんな役割や責任をそれぞれが負うか。

こうしたことの共有がどのレベルでできているかなんだなと感じています。
実際、能力だけではパフォーマンスがでない。ほんと皆さん優秀ですしwww

でも、同時に感じているのは、
すごいポテンシャルをみんなもっているんだということ。
ちょっと語弊があるかもしれませんが、めっちゃみんな真剣だし、
ポジティブに限られた時間のパフォーマンス最大化にこだわるし、
大手とか中小とかでなく、お互いの強みを学びあうし。


生産性がどうこうありますが、それを活かせてないのは、
リーダーであり、企業であり、街であり、国なのだと。そんな風に最近思うんですよね。

「チャレンジにやさしいまちづくり」
G-netが17年前に掲げたひとつのテーマ

挑戦できる人材を増やすとずっと思っていたんですが、
最近はそうでなく、みんな挑戦できるんだけど、
それを許容し、応援し、加速する企業やまちに課題があると思うようになりました。

そういう意味では、子どもの話でなく、大人の話なんだなとも。
『もっと人は活かせる』そう感じます。


ま、とはいえ、色んなすったもんだをやりながら、2期の成果報告会やるので、
ぜひ、みなさん遊びにいらしてください。

第3期は夏からを予定しています。
受け入れしたい企業様はもちろん、研修などで活用したい企業様もまもなく募集開始。
興味あったらお声がけくださいね(^^♪


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名古屋伏見の moriwaku café (森ワクcafé)
パートナー企業の飛騨五木グループさんが、都市部に木のある暮らしを提案するべく
8月にOPENしたばかりのカフェです。
(元ホンキ系インターンシップ生が店長を務め、立ち上げを担当してました。)

そんなmoriwakucaféをお借りして
『新しい働き方ミートアップ』を開催しました。

早速、岐阜新聞のメディアにも登場
副業で働き方改革 中小支援プロジェクト

働き方改革や、兼業・副業がトレンド化し、日々メディアを賑わせていますが、
どうも、都会やベンチャーなど一部の話にも聞こえてきます。

ちゃんとやるなら制度としてだけでなく、
浸透していく土壌づくりから始めないと絵に描いた餅になっちゃわないか?
そんなことを思いながら、今回各務原商工会議所様と一緒にプロジェクトを始動することにしました。

『各務原プロジェクト』

いきなり兼業とかは制度もまだ追いついていないので
まずは、隙間時間を活用しながら社外プロジェクトに参画してもらいつつ
地域の事業者、部分的にしか参画できない人材を活用できるマネジメントや設計を学ぶ
お互いの土壌を耕す機会になるよう準備を進めています。

『川漁師と共に取り組む地域資源や文化の保護プロジェクト』
『にんじん農家と連携する離乳食開発プロジェクト』
『コミュニティ拠点としてのお風呂屋さんのリブランディングプロジェクト』
『都市部の拠点を活用し、森と関わる仕事発信プロジェクト』

などなど、複数のプロジェクトを用意してます(^^)/

8月27日のキックオフイベントでは、
ソニーで商品開発を担当しながら、ハピキラFACTORYの代表と務める正能茉優さん
サイボウズで社長室長を務めながら介護施設のコンサルティングを複業で取り組まれている松村克彦さん
の2名をお呼びして先進事例を話していただきました。

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正能さんには、当事者としての兼業、パラレルキャリアについて事例紹介してもらいました。

当事者として新しい働き方を仕掛ける側として
社内の理解をどう得るか、自分のスタンスを通すだけでなく、
企業にとっての価値も同時に最大化できるように努力している点など
かなりざっくばらんにお話いただきました。

ビュッフェキャリアの話からは、働き観そのものの変化もあるなと実感。

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松村さんには、企業側の視点からのメリットなども加えて話していただきました。

サイボウズの松村さんは、当事者としての話に加え、
企業にとっての価値や、取り組むために大事なことを話してもらえました。

制度/ツール/そしてそれを支える風土

このそれぞれをトップが音頭をとって取り組むことの重要性がとってもしっくりきたところです。


岐阜新聞の記事にも取り上げられているように
このイベントはキックオフ、ここから9月のマッチングイベント
10月からの各務原プロジェクトへのうつっていきます。

面白いプロジェクトになると思うので、関心あれば、ぜひお声がけください。
社内研修として活用したいという声もいただいているので、興味ある企業様が
ありましたらば、いつでも連絡待ってます(^^)/

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