南田修司のG-netブログ

NPO法人G-net代表理事 南田の個人ブログ
チャレンジの伴走者として一緒に考え、一緒に走る。地域産業のイノベーションと、担い手となる若者が育つ環境づくりに取り組んでいます。
「若者のキャリア支援」「組織のチーム力向上、人材育成」「経営者の右腕」「中小企業の組織開発」「人が育つ組織作り」「インターンシップ」「コーディネート」 

※加筆しました。
仕事を始めて10年近く、未だに、日々たくさんの課題に直面する

インターンシップのコーディネートをしているとインターン生からよく出てくる言葉がある
「どうしたらこの課題を解決できるかをずっと考えているんです。でもそれが思いつかなくて・・・」って

様々な課題に直面すると、どうしたものか??なんて思案しながら
現状を打破するための一撃必殺のアイデアを練り練りしてしまう

でも、その課題に直面してからどれくらいの時間が経過しているだろう?
なんとかしたいと思い始めて、なんとかするための必殺技を考えていて(探していて)
結果的に、どれくらいその課題や壁は崩れそうになっているだろう?

大抵の場合、その課題に対しての進捗なんてあまりない
むしろ、溝は大きくなっている、問題は広がっている。。。ことのほうが多い

スパッと課題を打ち抜きたいって思っている間に時間は過ぎていたりする
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※イメージです。ハワイで射撃体験をしたときのもの。笑

「一撃必殺なんて実は存在しないのだ」

歴史の中に登場する英雄や未来を切り開く先駆者の成功談を耳にすると
ターニングポイントになる一歩や出会いがあり、それがその後にうねりを生み出していたりする

そんなドラマチックなストーリーに、僕らの心は捉われてしまう
ドラマチックな一手を、自分も打ってみたい!!そんな欲求が心を満たしてくる

けれど、どこかで気づかなきゃいけない
ドラマは、積み重ねの中でしか生まれていないことに

日々の苦しい練習に耐えぬいた先に生まれた渾身の一振りが試合を決める
何百回、何千回の失敗の先に誕生する技術が生まれる

意図して実現したこともあれば、ぽろっと零れ落ちるように実現することもある

見落としてしまいそうな、歴史の細部に埋もれた背景や複雑な人間模様
ひとつひとつが、今を生み出す歯車のように偶然を必然へと変えていく

もう一度、立ち返ってみよう

僕らが、現状打破を期待して、そのための一撃必殺の打ち手を探している間に
どれだけの時間があったろうか、どれだけの挑戦機会があったろうか
その間に本当はできたかもしれない小さな打ち手はなかったろうか

もし今、何か答えになるような必殺技を探しているなら、
直面している課題に対して、必殺技じゃなくていい、小さなパンチをひとつ打ってみよう

誰でもできそうな、小さな改善くらいの一手から始めてみよう
「悩んでいるんです。」って誰かに言葉にすることから始めてみよう

そしたら、そこからまた新しいドラマが生まれてくる
そんな気がする

「一撃必殺の幻想を捨てよう」

可能性はグンッと大きくなってくる



Q、今、どんな課題解決の必殺技を探してしまっているだろうか?

※加筆しました。
インターン生の相談に乗ることが多いわけですが
いっつも思うことが1つあります

たった1人で、与えらえた課題に必死になって取り組む姿
それってどうしてかなー?と

仕事をし始めるととっても良くわかりますが
1人でやれる仕事ってどんなに天才だとしてもしれていて
多くの仕事は誰かの力を借りながら片付けられている

でも、なぜか
“自分”にこだわってしまう
“自分”でやらなきゃいけないと思い込んでしまっている


で、そんなことを考えていた時に
“力”というイメージの違和感に出会う

コミュニケーション力、企画力
デザイン力、調整力、プレゼン力
たくさんの“力”を身に付けるとはどういうことか?と

「僕にはコミュニケーション力があります」
それは何によってはかられるだろう?

会話をしてみて
誰かとのやりとりを見てみて
営業に同行してみて

彼女とうまく話せる
友達とうまく話せる
同僚や上司とうまく話せる
取引先とうまく話せる

コミュニケーション力を測定しようと思うと
シーンを無視できないことは明らかで
力の測定は常に状況と隣り合わせだ

状況に埋め込まれていると言っていい

そう考えるならば
“力”は個人の中に固定的に存在しているものではなく
“力”は関係性の中に埋め込まれていると考えるほうがしっくりくる

共に仕事をするパートナーが変われば
発揮できるパフォーマンス(=つまり、力)は変化する

扱うテーマやリソースが変われば
やはり、生み出せるパフォーマンスが変化する

つまり、自分の力を最大化させるということは
最大化する関係性を築くということに他ならない


「あいつは能力がない」
もし、そういう言葉を上司として口に出しているとしたら
そっくりそのまま自分にかえってくる。これは逆もしかり

上司と部下との関係性において
力が発揮されていないと捉えたほうが良いのではと思う(自戒もこめて)

上司としての能力、部下としての能力は
それぞれに内在しているものではなく、二人の関係性に埋め込まれている

こう考えてみたときに
自分自身のマネジメントに対して新しい視点がうまれる




Q、今の個人への評価を関係性にあてはめたときに、どんな視点が見いだせるだろうか?

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※1泊2日で小田原(ただしくは湯河原)に合宿に参加してきました。

新たな取り組みの連携のため能登に出張していたんですが、
その延長戦で、1泊2日の合宿のため湯河原へ

色々とあったんですが、僕なりの今回のキーワードは、
  1. コレクティブインパクトなアプローチは、他組織の課題解決に自分たちのリソースでできることを考えると身近なイメージが持てる気がしてきた。これを連鎖的に大きく描けばいいのかな。
  2. G-netのようなエリア特化型のモデルと、テーマ型のモデルは連携することで、課題解決のスピード感を上げられる。

  3. 同じモデルでも、視点を変えるとサービスが変わり、収益設計も変わる。

  4. 共通課題を持つ事業体の連携と、異なる課題にアプローチする事業体との連携と、それぞれに良さがあると思った。
などなどでした。
加速度的に可視化されていく社会課題の解決に
個々のアプローチの積み重ねでは間に合わなくなっている中で
共通の課題認識を持ち、異なるセクターの力を集結して解決に近づけていく

「コレクティブインパクト」

っと言ってもなかなかイメージも持ててなかったのが、
少しイメージできるようになりました。

たとえば「教育領域」
G-netは、教育支援団体でもあり、産業支援団体でもありますが
G-netの取り組む領域は、事業性を高めていく絵を比較的描きやすいのですが、
教育全般では、それは難易度がより高く、寄付型にならざるを得ない状況があります。

もともと、事業化が難しい社会課題だからこそ、新たな担い手としてソーシャルセクター
が出てきていることから考えても、当たり前といえば当たり前なんですが。

でも、いっぽうで、G-netの持つ様々な資本と、他団体の持つ様々な資本を
結びつけると、ある程度新しい道筋を描けるものもあるように今回思ったんですよね。

それは、先日参加した、「WORKING RAINBOW EXPO」でもそう。
機会を求めていても仕事に出会えない課題を持った若者の存在が多数あって、
いっぽうで、担い手が足りずに途方にくれる企業も多数あるのも明らかで。
でも、なかなか既存のシステムの中では、適切にそこがマッチできていないという現状。

そこをwin-winの設計でつなげられるコーディネートができるかどうか
そのために、異なる組織の強みをうまく吸い上げ、最適化できるかどうか

その視点で、俯瞰し、絵を描くことができれば
事業性を高めて持続可能な形にしていくこともできるのではないかと。

そんな予感を感じました。


ここ最近、かなり色んな方と議論している
社会人のプロボノのコーディネートにおいてもそう。
プロボノコーディネートのそれぞれの当事者にとってのwinを最大化できれば
持続可能な仕組みは見えてくるように思う。


コーディネートという役割
やっぱりめっちゃ重要になってきてますね。
もっと勉強して、貢献できるようにしていきたいものです。

良い機会をいただけたことに感謝(^^)/


Q、誰と、どこと連携することで、課題解決のスピードはあがるでしょうか?
















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※ちょっとポーズがエラそうに見えるのが気になるけど、ラジオに副代表の勲君と出演。30分楽しく話してしまいましたwww

7月放送のラジオに、出演してきましたー。パチパチパチ
G-netのこれまでの取り組みやこれからについて
パーソナリティさんにリードしていただきながらのトーク

なんか運転中にZIP聴きながら、たまに出てくる企業さんの話があると
「いやー、真面目な話だなー。パーソナリティさんのトークと全然違う。」
とか思ったりすることあるんですが・・・、

「ラジオに出られる皆さま、すいません。僕もそうでした。」

うん、なかなかに難しかったです。
というわけで、後学のために、ラジオで話す難しさを整理してみます。
※って言っても、楽しい時間だったんですが、せっかくの機会なので。。。


1、なんていうか、合いの手とかいれていいのか、全然イメージがつかめない。
ラジオで話してみて思ったんですが、勲君やパーソナリティさんに
合いの手とか入れていいのかが全然わからず、しゃべるとき以外だんまりに。
声かぶってよいんだっけ?いやダメなんだっけ?
とか考えてるうちに時間が過ぎちゃいました。

今度もラジオ聴きながら、そのあたりを意識してみようと思います。
声がかぶっても聴きとれるのか、かぶるタイミングはどうか、どんな間の使い方か
などなど


2、声でしか表現がないという難しさ。色も手振りも届かないからな。
で、合いの手とか考えてみても、結局声だけでやるとなったときの表現って
とっても狭まってしまうなと。力量不足でした。
普段、スライドや身振りや場の雰囲気感にいかに頼っているかがわかります。
声の大きさ、トーン、真面目さなのかラフさなのか乗せる音など
そこまで意識できてなかったなと反省。

声だけで届ける

そういう視点で、日ごろのプレゼンなどもブラッシュアップしてみたい。


3、だからこその、ワンフレーズのキレとかわかりやすさが大切だったんだ。
あと、これは痛感したこと。ラジオショッピングとか、うまいなーって思うものって
やっぱり、ここがしっかりしてるよなと。
何が課題?どんなニーズや欲求があるの?
で、この商品がなんで良くて、それは代替不能なの?
そして、お手軽にできるよーって。伝えてる。

G-netの紹介は、いつも事業紹介を普通にしてもわかりにくいって思われる。
誰に向けて話すかによって、内容も異なってしまうこともあるからこそ、なおさら。

でも、それを説明しようとしてたなと反省。
まずは、G-netのやろうとしていることってそういうことか!
って感じてもらえる程度の情報をわかりやすくまとめて伝えること。
この視点は足りてなかった。


というわけで、真面目に話をしてきたんですが、もっともっと伝わるように
ブラッシュアップできたなーという振り返りでした。

岐阜を元気にしたい
日本一チャレンジに優しいまちにしたい
地域や大人が若者に負けないくらい育ち、その背中で子どもたちも育つ
そして人の活躍が、地域の産業を次の世代につないでいく
それがモデルになれば、日本中の地方にも届けられる

そんなことをもっとスパっと伝えたい。


あ、尚、onAirは以下の日程とのこと
僕と勲君の真面目に「話してんなー二人ともwww」と突っ込みたい方も
真面目に聞いてくださる方も、そうでない方も、良かったらぜひ。

FMわっち「がんばろう岐阜市」
7月の毎週金曜日 9:30~10:00 の放送
※第1週、第3週が同じ内容
※第2週、第4週が同じ内容です。


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※G-netオフィスの入口。枡とタイルを壁材にしてます。どちらも岐阜の地場産業で、パートナー企業様の商品^_^


先日、青森県庁の方々が視察にいらっしゃいました。視察を有料化したあとも、なんやかんやと、全国から視察いただいています。関心を持っていただけるのはありがたいことですし、参考になればななーと。

今回のテーマは、
『地域企業と若者をつなぐインターンシップ』と
『UIJターンの推進』

これまでG-netが取り組んできた、実践型インターンシップとミギウデ就職採用支援事業について裏っかわ含めお話しました。


詳細は割愛しますが、そこで話したことを少しだけ紹介します。
コーディネート事業がつまづくポイントは何か?という質問をいただいたので考えてみました。

以下、3つ


1.事業親和性の高い人の選定
当たり前ですが、"ひと"の影響は大きいです。
取り組む事業への共感
コーディネートに対しての能力、伸び代
産業支援や教育支援などの専門性や意識的なバランス
あと、素直さとかキャラとか

展開する事業にマッチした人を設置できるか、採用できるかは重要度高いです。
ここがズレると苦しくなります。

2.ステークホルダーとの連携構築ができる環境づくり
次にこれ。
コーディネート事業は、どうしても関係する機関やひとが増えてきます。
インターンシップだけみても、教育機関である大学と、当事者である若者と、
受け皿となる地域の企業が関係してきます。

そして、それぞれが別の目的を持ってインターンシップに取り組む。
いや、そりゃほかっておけはズレることも少なくないし、トラブルだって起こることがあります。

それをうまくコーディネートする必要があるんですが、コーディネーターの孤軍奮闘では、
相当力がないと苦しくなってきます。

だからこそ理解あるステークホルダーがいることは、事業に大きく影響してきます。ゼロから立ち上げるのには、相当労力がいるので、関係各所とビジョンを共有し、協働しやすい環境構築は大事です。

3.独自性とかまずは考えない
最後にこれ。
世の中には天才がいるので、当てはまらない人もいますが、僕も含めて多くの方はそうではないはず。笑
だとしたらこれもつまづくポイントだと思う。

インターン生とかもほんとそうで、
10年取り組んでいるけど、90%くらいのインターン生は、どこの企業にインターンしても、
同じような壁にぶつかるし、同じ落とし穴に落ちる。見事に。

で、最初にこういう落とし穴あるよーって言ってるんですが、それでも落ちます。
「半年前に言われてたのにっ((((;゚Д゚)))))))」
と、半年後に笑って振り返ってくれます。

モデルにするけど、素直にやらない、始めから独自色を模索する。
モデルにするなら徹底的にリサーチして、ポイントを整理して、意見交換しながら擦り合わせて、で、実際に仮説検証しながら調整していく。

そういう方がいいんじゃないかなと思います。
同じことをしていても、地域が違えば、人が違えば、自ずと違うものになっていくものだと思いますし。

もちろん、そもそもゼロイチの事業や、新しい仕組みやサービスを作るなら、
独自性が大事なのは言うまでもないですが。



以上3点が質問もらってその時話したことでした。

G-netの取り組みもまだまだ改善やイノベーションが必要なので、えらそうなこと言えないなーと思いつつ、行政事業の場合は特に意識しておかないとズレてしまうことも多いなと思うので。

ちなみに僕がもっと勉強したいなーと思っているのは、
•創業者秋元が取り組むbizモデル
•スリールの堀江さんが取り組むワークライフインターンシップ
•ローンディールの原田さんが取り組む企業間レンタル移籍
などなど。

自分たちの事業とも比較しやすいし、学びたいなーって思っています。
(側にいんだから、学べよっ!って話ですが。笑)

あ、視察の相談があればいつでもご連絡くださいませ。


Q.独自性と丁寧に真似ることのバランスってどうやってとるのだろう?とるとらんとかいう類のもんじゃないのかな?

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